宇都宮餃子会加盟店 きりんの餃子を食卓にお届けします
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餃子の歴史

餃子の歴史

「宇都宮餃子」が大ブレイクだ。中国発祥のこの食物には古い歴史がある。紀元前6世紀には「餃子もどきの化石」が発見されているから驚きだ。時代と共に形や食べ方の変遷があり、明の時代には「餃子」という名前が登場する。
 日本では江戸時代に初めて「餃子」の文字が並ぶ。最初に食べたのは黄門様と言われているが、それは1700年頃の話だ。

 

宇都宮餃子大ブレイクのバックボーン

て、「宇都宮餃子」である。なぜ当地で餃子が盛んに食べられるようになったかは諸説粉々として定説はない。
 一般的には先の大戦中、宇都宮に駐屯していた陸軍が、中国の餃子の味を帰国後に宇都宮に広めたという説が支持されている。
 その他栃木県の一人当たり県民所得が高い割には飲食にあまりお金を掛けない等が、安くて美味しい餃子の消費と関係しているのではないか?と思われる。また、栃木県は餃子の材料となる小麦、ニラの国内屈指の産地でもある。
餃子の歴史、日本、宇都宮編

宇都宮餃子と
  行政・マスコミのコラボレーション

のような素地があって、「宇都宮餃子」は今日の隆盛を迎えた。
 その原点は平成2年に遡る。宇都宮市の職員グループが市のPRのために「一世帯当たりの年間餃子購入額」がダントツの日本一(昭和62年~平成16年、平成7年は2位)を記録している点に着目した時だ。これを契機に餃子専門店、中華料理店、行政、マスコミ等を巻き込み、次のような取り組みが始まる。それは、餃子マップの作成、「宇都宮餃子」の本の出版、餃子駅弁の販売、餃子像の設置、「宇都宮餃子祭り」等のイベントの開催、観光バスによる「宇都宮餃子食べ歩きツアー」の誘致等を実施したことだ。
 とりわけ平成5年~6年にかけてテレビ東京で放映された「おまかせ山田商会・宇都宮餃子大作戦」の反響はその後の発展にはずみをつけた。
 この間、組織的には平成5年に「宇都宮餃子会」が発足(平成13年には発展的に協同組合宇都宮餃子会となる)。平成10年、14年、17年には各々餃子直営店を出店した。また、平成14年には「宇都宮餃子」が商標登録される等、組織運営体制が強化され、各種行事の実行と相まって、町おこしの中核的存在として今後益々の発展が期待されている。


 

【協同組合 宇都宮餃子会 概要】

設立 平成13年2月16日
出資金 165万円
組合員数 74名
売上高 2億5800万円
従業員数 30人
直営店 宇都宮来らっせ       Tel.028-614-5388 
宇都宮来らっせパセオ店   Tel.028-650-5352
東京来らっせ        Tel.03-5960-9110